世間知らずの夫と超現実主義の妻

雨もあがり、太陽が顔をだした田舎です。

家の裏の排水溝がきちんと機能していないことがわかり、またもや再構築しなくてはいけなくなった。

悔やんでも悔やみきれないのは、建設会社を選び間違ったこと。

そして私たちが問題が明るみになるまで、彼らの犯したミスに気がつかなかったという事。

 

夫は人を疑うよりは信じたいタイプ。

それに反して私は人は疑う事から始める。

今回も夫はメキシコ人を雇って排水溝を再構築する事に決めたという。

勿論、メキシコ人はあれも、これもと仕事を増やしてくる。

夫はメキシコ人の言う事を信じてしまう。

でも、最終的にそのプロジェクトにOKを出すのは私なので、これで良いかと夫は尋ねてくる。

私の答えは、あれもこれもやって欲しいと言わない事。

一つやってみて、彼がどんな仕事をするのか見極め、そしてどれだけのお金がかかるか分かってから次のプロジェクトへと進む。

夫は納得しない。

予算を言ってそれでやってもらおうと言い張る

私は彼らが信じられない。

だから私たちの予算を決して示しはしない。

というのも、彼らは都会から来た人間は予算以上のお金が支払える事を知っているから。

前回も夫は予算を超えたからもうこれで終わりといいながらも、メキシコ人だけは切れなかった。

メキシコ人は仕事はきちんとする。

でも、彼は他で仕事をするよりも、私たちのところで働いた方がずっとお金が稼げる。

そのため、絶えず夫のところにやって来ては、あれがダメだ、これもダメだと囁き続ける。

そして夫は全てを信じてしまう。

妻は、夫が信じてしまう事を全て疑うようになってしまった。

田舎は魔界。

都会の合理主義が全く成立しない不思議な魔界である。

 

 

 

 

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