差別は絶対にある!

都会のご近所さんで工事が始まった

まあ、いつもどこかが工事をしているので

それほどビックリする事ではないのだけど。

ただ、元の住民が私の天敵であった時代がある。

都会で私たちが暮らす地域は小金持、大金持ちの白人が住むエリア。

意地悪ばあさんは白人。

ポリティカルコレクトネスが最重要課題である我がエリアでは

人種差別はあってはならない事。

でもそれは建前であって、実際は存在する。

ただ、そんな事はない振りをしてるだけ。

この意地悪ばあさんはアジア人に対する嫌悪を隠さなかった。

私とエレベーターで乗り合わせると、

こちらがハローと挨拶しても、

ガン無視。

その上、大きなため息までつきやがる。

そのくせ、他の住民がいたり、

私が夫と一緒だった時は、

ハローと挨拶をする。

つまり、誰かがいれば挨拶はするけど、

私と二人きりなら、

他の人の目がないなら、

ガン無視とため息とあいなる。

ある日、物腰の柔らかい、笑顔の素敵なじいさんがエレベータの乗って来た。

こんな感じのいい人がいるんだと、おもっていたら、

突然、衝撃的なことが起こった。

なんと感じの良いじいさん、

意地悪ばあさんのパートーナーだった。

どうしてあんないい人がとんでもない差別ばあさんと暮らせるのか?

と、思ってみたけど、

まあ、アジア人の私が自分と同じ地域に、

それも自分より先に住んでいたのが気に入らないのかな。

じいさんにはきっと優しいばあさんなんだ。

と、非常に好意的に考えたいた。

でも、それは大きな間違いだった。

大声で怒鳴りつける声が聞こえて振り返ると、

意地悪ばあさんが感じのいいじいさんを罵っている。

じいさんが何かを持ってくるのを忘れたらしい。

それがばあさんの癇に障ったのか、

ばあさん、怒鳴り散らす。

じいさん、鼻歌をうたいながら、

家へと忘れ物をとりにいった。

もしかしてじいさん、Mなの??

なーんて、とんでもない思いが私の頭をよぎったけど、

じいさんはばあさんの良いところも悪いところも全て理解して

一緒に暮らしているんだろうな。

じいさん、体を壊したのか、

暫く見かけない事があった。

久々に見かけたら、腰が曲がって、

歩くのもやっとな状態だった。

もう二人だけで暮らすのは無理だと思ったのだろう。

二人で老人ホームに入ってもきっとばあさんは怒鳴り散らしているのかもしれない。

ただ、天敵がいなくなり、

少し寂しい気持ちがする今日この頃と相成り候。

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