リタイア後に田舎に家を建てた夫婦の苦悩

我が田舎のご近所さん、

完全にリタイアしているのは、

夫90歳、妻80歳、

夫90歳、妻66歳、

そして、イースターのブランチで仏頂面をしたリタイア夫婦。

後は、必ずどちかかか、両方とも仕事を持っている。

ご高齢のリタイア組は、

かなり資産に余裕があるのか、

まあ良い暮らしをしている。

仏頂面ご夫婦は、

早くリタイアしすぎた事と、

彼らが以前住んでいた家が

希望価格で売れなかったことが大きくのしかかっている。

その上、楽天的過ぎたのか、

以前の家のローンも支払いが済んでいなかったのに、

新しい家を建てたこと。

家を建てるのにかかる費用は見積もり通りには絶対に行かない。

それも彼らは見誤った。

新しい家の建築資金が底をつき、

以前の家は値段を下げても売れず、

彼らには2重のローンがのしかかった。

彼らの収入は年金。

そして、この田舎町、田舎と言えども

有名観光地でもあるため、

ここを終の住処に定めた人たちは

おいしい料理を食べ、美味しいワインを飲み、

人生を楽しもうという人たちが多い。

だから、自然と生活が派手になる。

まだ私たちが引っ越してくる前、

ご近所勢力図の有力者(お金持ちの人々)が

ワインテイスティングの夜と銘打って、

ある人が前菜を作り、それに一番合う高いワインを用意する。

次の人は、魚料理、そして次の人は肉料理と、

各々ワインを準備して、

そしてそれの銘柄を当てる。

という、面白そうな事をしたそうな。

リタイア夫妻は、そのご近所の催しに招待されず、

妻は泣き、夫はお隣さんに文句を言いに行った。

年金暮らしだけど、高いワイン位買える!と。

そんな高校生みたいな事をするから煙ったがられる。

そしてイースターのブランチでも、

150エーカー夫人が、

あそこの朝食がおいしいのよ〜!

なんて話し始めたら、

リタイア夫人、いきなり、

何をオーダーするの?と尋ねた。

勿論、卵料理とハムとフルーツにパンよ、と答えると、

あ〜〜ら、そんなの私、家で作るからわざわざ食べに行く必要なんかないわ!

と宣いやがった。

リタイア夫人、だから主流派は、あなたをディナーに呼びたくないのよ。

外食って、お料理は勿論だけど、

それ以上に、楽しめる事があるの。

そのためにお金を使っているのよ。

150エーカー夫人は、平日バリバリ働いているので、

週末の朝食位、これまた出張ばかりのご主人と

ゆっくりレストランで珈琲を飲みながら楽しんだって良いじゃない。

卵料理なんて誰でも作れる、

でも、アメリカ人の朝食好きは、

自宅ではない異空間で朝ご飯を食べてゆっくりおしゃべりすることを求めているの。

そんな事に目くじらを立てるんじゃないの。

でも、この問題の根底に流れているのは、

やはり金銭的なこと。

リタイア夫妻はまだ、住宅ローンを支払っている。

そして、家を保持するためにはかなりメンテナンスにお金がかかる。

それを考えたら外食に使うお金はない。

しかし、それは、彼らの理由。

150エーカー夫人の自慢話が癪に障るのなら、

聞き流せばいい。

それが出来ないのなら、お金持ちの人たちからの招待は断ればいい。

招待されないと、怒鳴り込む。

そして、招待されたら、悪態をつく。

これでは全く子供と同じ。

私たちもいつか年金生活に入る。

老後を楽しく生きるため、

お金は節約しよう〜!っと。

でも、私、人間嫌いだし、

殆どのご近所さんからのお誘いは断るから、

まあ、自分たちが楽しく生きるだけの資金があればいいだけ。

他人の目を気にすると、疲れますのよ。

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