家で介護を受ける@都会

一週間程、都会にいました。

掲示板に理事会のアジェンダとともに、

訃報が掲載されていた。

94歳のおじいさんが一週間前に亡くなったとの事。

最後にお見かけしたのが、二ヶ月程前。

プールサイドでうたた寝をしているおじいさんを優しく見守っていた中国人の介護人。

介護人というよりも、住み込みで、おじいさんの全てのお世話をしていた。

 

信頼できる人に世話をしてもらって、

おじいさんは幸せだったに違いない。

都会の近所には、彼のように自宅で介護を受ける人が沢山暮らしている。

 

この間、田舎の新聞で、

介護人に預けた銀行のカードでお金を引き出し、

買い物やカジノで使っていた女性が逮捕されるというのを読んだ。

 

日本でも問題になっていると思うけど、

こちらでも、一人暮らしの老人で、

介護人に頼らねば生活できない人が直面している問題が多くある。

 

都会のおじいさんは運が良かったのだろう。

十年以上に渡って住み込みで世話をしてもらったのだから。

 

都会のご近所には老人ホームに入るよりも家で暮らしたい人が多い。

今は少なくなったけど、

以前は、別々の家で働く看護師、介護士が数名いた。

金持ちの我が儘ジジイ、ババアの世話は大変だと思う。

それでも、彼らのおかげで爺さん、婆さんは自宅で過ごす事が出来た。

 

都会の老人は、お金で介護を買う。

そしてそれが出来るだけの金銭的余裕がある。

 

はたまた、田舎の老人は、

ご近所さんに頼ろうとする。

 

軽いアルツハイマーと診断されたおばあさんは、

近所の住民全てにメールを送り、

病院への車での送り迎え、

料理、そして様々なことまで頼んで来た。

 

自分の事が一人で出来なくなったら、

他人に頼らないといけなくなったら、

私は介護士、看護師を雇って、きっちりお金で片を付ける。

それが私の人生の終わり方。

 

 

 

 

 

 

 

 

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